医療の「ちょっと面倒」を、
あなたの手で道具にする。

2026年7月17日(金)15:00–16:30 / 北海道大学

医療の小さな困りごとを、AIと一緒に道具へ。

医療者がホワイトボードに作業の流れを描き、ブラウザで小さな道具を組み立てる様子
医療者がノートとパソコンで小さな道具を設計する様子

WHY THIS WORKSHOP

医療者が、自分で道具をつくる。

医療現場には、既製品では拾いきれない小さな不便がたくさんあります。

その課題を自分の言葉でAIに伝え、現場に合う形へ変えていく。これは効率化だけでなく、医療者が自分の仕事を自分で設計し直すための90分です。

医師のAI活用レベルマップ

あなたは今どこ? / 多くはLv.1「使う」。今日はLv.2、話しかけて「作る」を体験

  1. Lv1使う多くの人はここ使う医師の入口

    主要なAIアプリに気負わず触れ、調べ物から文章づくりまで毎日の道具にしている。

    何ができるのか

    • 調べ物・下調べをAIに任せる
    • 文章の要約・言い換え・翻訳
    • メールや資料のたたき台づくり
    • Deep Researchで踏み込んだ調査
    • 用途別アシスタントを組む

    到達チェック

    • 調査レポートをAIで仕上げた
    • 用途ごとにAIを使い分けている
    • 画像・PDFの読み込みが日常になった
    • AI議事録・音声入力を常用している

    使うツール

    • ChatGPT / Claude / Gemini
    • 各種Deep Research
    • Projects・GPTs・Gem
    • AI搭載オフィス・AI議事録

    NEXT

    • 小さな依頼をAIに一往復試す
    • 話しかけて動くものをつくる
    • 反復作業から自動化の種を探す
  2. Lv2任せる今日ここ使う医師の完成形

    AIエージェントを自分のPCで動かし、日々の作業をひとことではじめから終わりまで任せられる。

    何ができるのか

    • 話しかけて、動くものをつくる
    • 表計算データの集計とグラフ化
    • ファイル整理・書式そろえの自動化
    • MCPで業務ツールと連携
    • 構成からスライドまで一気に生成
    • 図版・提案ビジュアルの生成

    到達チェック

    • Claude Code / CodexをPCで使った
    • データの集計・可視化を任せた
    • MCP連携を1つ以上動かした
    • 調べる→書くを通しで任せた

    使うツール

    • Claude Code / Codex / Cowork
    • Sheets / Notion / Slack / Drive連携
    • GPT Imageなどの画像生成AI

    NEXT

    • Skillsで手順を型にする
    • 定期実行をセットする
    • 繰り返し使える道具へ育てる
  3. Lv3広げる広げる医師

    自分の手順を再現できる型にして周りに配り、定期実行や試作の公開まで回す。

    何ができるのか

    • 業務手順をSkill化する
    • 作った型・設定をチームに配る
    • 毎朝の調査→通知などを定期実行
    • 複数ツールをまたいで自動化
    • 試作をデプロイ・院内公開する

    到達チェック

    • 定型業務を1つ以上Skill化した
    • 自作の型を仲間に共有した
    • 定期実行を実運用している
    • 試作を院内・チームに公開した

    使うツール

    • Skills・スケジュール実行
    • MCP / CLI / API
    • Vercel / Supabase
    • Replit Agent / v0

    NEXT

    • DB・認証・バックエンドの基礎
    • 公開時のセキュリティ
    • 課題→仕様→MVP→改善の型
  4. Lv4公開する作る医師

    DB・認証まで備えた仕組みを組み、ほかの人に実際に使ってもらう形で公開する。

    何ができるのか

    • 人が使う業務システムの構築・運用
    • 課題→仕様→試作→改善を回す
    • DB・認証を整えて外部に公開
    • 工程ごとにAIツールを使い分ける

    到達チェック

    • 他人が使うシステムを運用している
    • DB・認証つきサービスを公開した
    • 仕様を書いてから試作した
    • 利用者の声で継続的に改善している

    使うツール

    • Claude Code + Codex
    • Supabase / Vercel
    • Figmaなどのデザインツール
    • 監視・分析・フィードバック基盤

    NEXT

    • 需要の当たりをつける検証
    • 収益・運営が続く仕組み
    • 利用者を増やす設計
  5. Lv5創る創る医師

    AIを中心に据えた事業や研究を立ち上げ、収益化や成果まで自分で走らせる。

    何ができるのか

    • AIが軸の事業・サービスを立ち上げる
    • 試作→需要検証→提供まで自走する
    • 技術者と設計の粒度で議論する
    • 収益構造・採算・市場戦略を組む
    • 資金や人を集め、チームを束ねる

    到達チェック

    • AIを軸にした事業・研究を始めた
    • 試作から提供検証まで自分で回した
    • 成果と継続性を評価している
    • チームで本番運用している

    使うツール

    • 本番級のAI開発体制
    • AWS / GCP / Azure
    • マルチエージェント基盤
    • 事業・研究の分析基盤

    BEYOND

    • ここから先は事業・研究の世界
    • 社会実装と成果を積み重ねる
    • 次の医療の当たり前をつくる

WHAT WE ARE AIMING FOR

自分の現場を、
自分の手で少し変える。

この90分で目指すのは、完成されたサービスをつくることではありません。日々感じている小さな不便を言葉にし、AIと対話しながら、まず動く形にしてみることです。

一度つくれると、「誰かが用意してくれるのを待つ」だけではなくなります。自分の現場に合わせて試し、直し、共有する。その感覚を持ち帰ります。

医療現場の小さな課題に気づく様子
01 / NOTICE気づく

何となく面倒を、つくれる大きさまで小さくする。

紙のカードとブラウザ画面を行き来しながら、最初の道具を組み立てる手元
02 / BUILDつくる

画面を見ながら、最初の形を動かしてみる。

チェックリスト、クイズ、タイマーの小さな道具を参加者同士で見せ合う様子
03 / SHARE共有する

できたものと、次に直したいことを持ち寄る。

SESSION FLOW

聞いて、選んで、
動かしてみる。

最初に「なぜ作るのか」と安全境界を確認し、そのあとお題を選んで、Claudeで動く画面をつくります。

  1. 01 / INTRO
    最初に、今日のゴールを共有

    利益相反を開示し、「16:30に自分のツールのURLを1本持ち帰る」ことを確認します。外来や病棟で毎週5分以上消えている繰り返しを思い浮かべます。

  2. 02 / RULES
    AIでつくるときの5つの鉄則

    自分の不快からつくる。具体的に言う。一発で完璧にしない。コードの中身は読まなくていい。そして、患者情報を入れず、臨床判断には使わない。

  3. 03 / HANDS-ON
    お題を選び、4ステップでつくる

    STEP 0で業務を書き出し、STEP 1でお題を選びます。STEP 2でclaude.aiにプロンプトを貼って送信し、STEP 3で3行ルールを使って直します。最後にURLを保存します。

    A夜勤引き継ぎチェック

    申し送りの確認項目を一画面に。

    B説明文ジェネレータ

    相手と場面に合わせた下書きを。

    C専門分野の3問クイズ

    4択問題と解説を表示。

    D自由題

    自分の「これ、面倒」を出発点に。

  4. 04 / TAKEAWAY
    動いたものを、月曜へ持ち帰る

    画面を一度触り、患者情報が入っていないことを確認します。URLまたは作品を保存し、自分の現場で最初に試す一歩を決めます。

月曜の仕事で使う最初の小さなブラウザツールを、ノートと一緒にクリックする手元

THE TAKEAWAY

月曜に使う、
最初の1個を。

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